こもれびの家 2013.09

栃木県の宇都宮市に建つ、木造と鉄筋コンクリート(RC)造の混構造の住まいで、車庫とアプローチ空間に充てたRC部分には、非常時、近隣の防災拠点となることを期待しています。眺望のよい2階にLDKと水回り、家族室を配し、家族室を寝室にすることで将来はワンフロアで生活が成立可能な計画です。

ケールの大きな細長い空間と天井の高い空間が、この住まいの地域に開かれた骨格を作っていますが、この長い場所と高い場所をつくるために、伝統的な技術を応用し、繁柱や木造トラスなどの構造的な工夫をこらしました。そして、細かく並ぶ柱(繁柱)や目スカシの板によって調整されつつ差し込む自然光が

季節や時間の移ろいを室内にもたらし、さらにその光はガラスやタイル、金属板などの素材によってを反射・拡散され、室内に居ながらも森の中でのような豊かなこもれび体験をさせてくれます。                                こもれびの家は2014年度マロニエ建築優良賞をいただきました。