11月末まで開催されている里山住宅博 in
つくば、も後半戦に入りました。今回は、私どもが設計・監理に携わった、No.40「石坂工務店」の階段について紹介します。大工棟梁がつくるので、もちろん木の階段なのですが、階段下をより広く使えるようにするために、通常の半分以下のサイズの小さな材料を桁(けた)に使いました。材料を小さくする代わりに本数を多くして、たくさんの人が同時に載っても大丈夫な強度を持たせています。このとても面倒な仕事に石坂さんたちは見事に応えてくれました。伝統的でもありモダンでもあるめったにお目にかかれないこの階段を、是非見に来て下さい。