「ふつうの家」1と2  2014.01

北茨城市にふつうの家が竣工しました。

「ふつうの家」とは、外壁がサイディング、内壁がクロス貼仕上げ、すじかいを使った耐力壁など、現在の木造住宅において最も一般的な工法の住宅であることです。「ふつうの家」では、坪単価30万円台というローコストを実現しながら、2つの家を同時にデザインすることで、統一感のある街並みが構成できました。かつ、道路側の外壁には木材(杉板)を使用し、内部の梁(はり)をあらわし仕上げとするなど、ちょっと違った部分を設けることで、オリジナルな雰囲気が得られている一方、普通の家に対する批評的な意味合いを込めて計画しています。