森林湖沼環境税を活用した「いばらき木づかいチャレンジ」補助金を利用したロッカーが、結城市の富士見幼稚園に搬入されました。背板や引出しの底板まで、すべての部分に茨城県産のヒノキのムク材を使った、材料的にも製作手間的にもぜいたくな家具です。園長先生に「100年家具」と言って喜んでいただいたように、RewCraftの長谷川さんが気づかいをしながらていねいにつくってくれたので、手入れをすればかなり長く使うことができます。経年によって落ち着いた色合いに変化し、使う中でついてしまう多少のキズも味わいとなるくらい、長い間に渡って使っていただければ、設計者としてはうれしい限りです。